既存のクリーニング店舗でも対応できる「ドライブスルーのような営業」の導入方法をガイドブックにしました。個々の店舗に合わせた形で取り入れるヒントにしていただければ幸いです。(2020年6月30日発売)
★別途、具体的なアドバイス訪問・運営指導も行います
新型ウイルス流行への営業対応
昨今の新型ウイルス流行に伴い、あらゆる業種の店舗において”三密”を避ける営業の工夫が求められています。
そんな中、「入店しない接客」としてドライブスルー営業方式が注目を集めています。ファストフードのマクドナルドに代表される「ドライブスルー」営業方式はクルマに乗ったまま商品・サービスを提供するもので、感染症対策の専門家も”三密”対策としての有効性を認めています。
フジテレビ系の情報番組「とくダネ!」では、いち早く特集を組んで情報を提供していました。臨時に屋外受渡しコーナーを設けた青果卸業者や道の駅、以前からドライブスルー窓口のある薬局、メガネチェーン、クリーニング店などの様子が紹介されていました。
小社では1990年から福島県でドライブスルー方式のクリーニング1号店運営に関わり、2001年に異業種を改装したドライブスルー・クリーニング2号店をプロデュース。2005年には1号店の移転にあわせて、
コイン洗車場とコラボレーションしたドライブスルー
店舗をプロデュースしました。
ただし、ドライブスルーでクリーニング品の受渡しを行うにはクルマの誘導路や専用窓口などが必要で、多額の改装費用がかかります。
【提案】
店先でドライブスルー営業ができる!
小社では長年のノウハウを活かした、「ドライブスルーのような」営業対応をご提案します。そのコンセプトは、
(店先・敷地内に停めたクルマ)=(外交営業先の家)
と捉えてクリーニング品の受渡しを行うというものです。
しかし、既存の外交営業はあらかじめ決まった顧客宅へ定期的に訪問し、”お通い帳”で受渡しを記録。支払いは月極めというのが一般的でしょう。外交営業員が店舗へ駆けつけたり店舗前で待機したりはできません。
そこで、「宅配クリーニング」のノウハウを応用。宅配クリーニングの基本は、希望する日時に顧客宅を訪問し、クリーニング品を受渡しすることです。宅配スタッフは実態のない”店舗の一つ”と位置づけ、顧客宅へ”移動する店舗”と考えます。
宅配スタッフはクリーニング品の受渡しに必要な伝票・筆記具等のツール一式を携帯しています。このツールを店舗に常備し、店先に顧客のクルマが停まった際に活用します。
つまり、店舗スタッフが「宅配スタッフ」に早変わりするのです。
また、店舗の利用客にとっては専用の受渡し窓口がないのに「ドライブスルー対応ができます」と言われても困惑します。そこで、ドライブスルー営業をアピールするツールも不可欠です。
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【目次】
1)ドライブスルー営業とは?
2)注意!ドライブスルー営業の前に
3)ドライブスルー営業の事例
4)クリーニング外交営業と宅配クリーニングの違い
5)来店客の心理と店舗スタッフの役割
6)ドライブスルー営業の導入ポイント
7)クリーニング品の受渡しに必要なツール(事例、商品見本)
8)ドライブスルー受渡しの手順と注意点
9)ドライブスルー営業の告知方法と用品(事例、商品見本)
10)ドライブスルー営業の準備(チェックリスト)
【参考資料】ドライブスルー・サービスの事例
【参考資料】宅配クリーニングの事例